神子畑選鉱場見学 その4

丸い水槽には撹拌するためのアームのような物がついていました。

外からの陽射しが窓枠を陰にして中の梁を照らします。

合わせ鏡の中の像にも似た梁の陰の連続です。
これほどの規模の建物だから見る事ができるものです。
初めて来た時は圧倒されて声が出ませんでした。

高い天井です。この階だけで何mあるのでしょう。

ここが稼動していた頃、どんなに活気があり、音があったことでしょう。
今は静かに建材が痩せていき、朽ちて錆びていくのを待つだけの選鉱場です。
閉山を信じられない気持ちで見守った人たちはまだ健在でしょう。
明延が閉山するなど...地元の誰もが予想しなかった事でした。
日本でも最後まで残るといわれていた優良鉱山だったのです。
僅か15年で...。