旧別子 見学 その1

別子銅山を見る為に新居浜に入って車中泊をしました。
宿に泊まると身体は休まりますが、好き勝手な事ができないという
印象があるのでつい、いつも山奥で車の中で寝袋で休み、必要量
だけ睡眠をとって早朝から動き始めます。

マイントピア別子・端出場ゾーンで峠を攻める走り屋さんの爆音に
げんなりしながらもたっぷり睡眠をとって午前4時半に出発です。

二日目の別子銅山は旧別子を歩く事から始まりました。
別子山村へ入ってしばらく車を走らせていると旧別子を示す看板が
大きく出ています。周辺のパーキング可能な拡幅した路肩と道路下の
パーキングには何台も車が止まっていました。
雨の中、テントを張っている人もいます。

エンジンを切ると周辺の木々の葉を打つ雨粒の音しか聞こえません。
早朝登山を考えてゆっくり休んでいる方々を起こさないように
私はシュシュを頭からぐるぐる巻いて夜明けのハイキングルートに
足を進めました。


旧別子は現在の別子山村に残る、銅山峰南側の鉱山で発展した
一体を示す呼び名です。使われていた道はそのままハイキングルートに
なっており、歩きながら遺構を見る事も出来るので大変人気のある
登山ルートです。登山道入り口にはこのような看板があります。


朝5時の旧別子は雨がぱらぱらと降っている事もあり、
暗い道でした。

 
道の横に石垣が現れ始めます。
斜面にいくつもいくつも段が作られています。


小足谷接待館という説明書きがありました。
綺麗な煉瓦塀が残っていましたが今は暗すぎます。


更に進むと道の横に神社もありました。