犬島 晩秋の朝 その9

破風の下の丸い窓に残る窓枠が見えます。

飾り要石の窓枠も撤去されてしまうのでしょうか。

形の良い煙突だけが残されるのでしょうか。

潮の満ち引きで表情の変わる東側の海岸。
遺構を贅沢に残したままの産業遺構を内包した美術館が出来たら
宿泊施設が出来たら..。
この遺構が自然と織り成す素晴らしく素敵な景色を眺めながら
快適な空調と整備されたリゾート施設で雰囲気を満喫....。
贅沢だと思うと同時にそれはいかにも都会的な発想だと思いました。
快適空間に自分が居るままに、お手軽にブラウン管の中を観るように
遺構を楽しむ。
夏に藪を漕いで蚊に刺されまくった私のような状態になる事を
普通、観光客は望まないでしょう。

ベネッセコーポレーションは一体どんな施設をここに作るつもりなのでしょう。
あれこれ考えると疑問噴出でどうしようもなくなってきます。