犬島 晩秋の朝 その1

瀬戸内に冬の気配が漂い始めた晩秋の朝。
朝日に照らされた遺構を見たくなって向かったのは
一番御気に入りの遺構、犬島でした。


宝伝の港には人の気配もありません。
波音ひとつ無く、凪いだ海。
少しずつ空が明るくなってきます。


水平線が光りだす前に精錬所に辿り着きました。
大煙突が今日も凛々しくたっています。


島の東側の海岸沿いに敷地に入りました。
前回訪れた時にはこの周囲は雑然としていました。
新劇の舞台になった遺構。
屋台村が出された遺構。

荒れていないかがとても心配です。


大煙突は姿を変えていません。
鉄格子の様子もそのままです。


舞台セットのパイプがここに組まれていた名残は
今の光の中では目に入りません。