日立鉱山見学 その2


資料館への坂道を進むとずっと目に飛び込んでくるのが
竪坑櫓です。往時のままに塗装も綺麗に完璧に保存されています。

順路を無視して敷地内をとことこ歩き回ります。


整備された散策路に飾り石のようにぽつんぽつんと置いてある六角柱。
その色...その質感..。カラミ煉瓦です!
なんて無造作に貴重な物があるんだろうかと感動してしまいました。


竪坑櫓のほうに向かいます。


敷地内に二基ある巨大な竪坑櫓。
これは記念館の建物に近い、敷地の中で低い方にある第1竪坑櫓です。


鉱車を引いていた車両もとても綺麗に置いてあります。


そして見上げると第11竪坑櫓があります。
コンクリートの壁の向こうにそびえる竪坑櫓。
その無骨な外観が青空の下、静まり返った敷地の中
鉱山が隆盛を誇った往時の音を蘇らせる事はもうありません。