友ヶ島 その4

島内西周遊コースは山を登ったり下ったりです。てくてくてく....てく.....。
足がどんどん遅くなります。炎天下のハイキング。舐めてかかっていた自分を反省しました。


そして展望台と書かれていた場所で一休みしようとしました。
なんて展望の悪い展望台でしょう。笑うしかありません。


これは関西国際空港の電波灯台です。
これが設置されてから友ヶ島は自家発電でなくなったそうです。

水道の蛇口を捻ったら水が出て当り前。
電気なんてスイッチ入れたら点いて当り前。
訪れる客はそういう場所からやってきます。
離島の観光は常にそういう問題と対処しなくてはなりません。

軍が駐留していた為に小さな島であっても、友ヶ島はまだ整備されている方です。

島内は携帯電話の電波があちこちで寸断されます。
docomoは大丈夫ですが他のメーカーの電話はどうなのでしょう。


歩く事、一時間弱。やっと第三砲台跡に辿り着きました。
島内の砲台跡で一番大きく綺麗に残っている遺構です。


ここは崩れたりしていない為、誰でも中に入る事ができます。
第二砲台は崩れてしまっているので立ち入り禁止なのです。
ゴミ捨て場になっているから立ち入り禁止なのではありません(念の為!)

 
細かい羽虫と蛾がいっぱい飛び立ちます。足元はじっとりとぬれています。
炎天下でからからになっていそうなものなのに、水はけが悪いのには吃驚します。
真っ暗なので懐中電灯は必須アイテムです。


通路の向こう側には落ち葉で埋もれそうな場所があります。
絡んだ藤と落ち葉がぞっとするほどファンタスティックです。


ここは第三砲台のメインストリート。
異国情緒があります。