徳山村地内 その7

 
校内は荒らされてしまった部屋が殆どでした。


屋上に上がります。
施錠されていたのでしょうが窓は割られ鍵は壊れて開いていました。


屋上には水溜りだけがありました。
ダム湖の周囲に顔をだすであろう山並みが見えています。

小学校から出てくると一軒の家屋が目に入りました。
お住まいの方がまだ一軒だけあると聞いていました。

湛水が始まるまで、少しでも長くこの地にとどまりたいという思いで
ここに残っておられるのでしょうか。

住居を別に用意してもらっていてもそれを使うかはここにお住まいの方が
決める事です。それがダム建設に対する抵抗とは言い切れないと思います。
実際にお住まいの方にお話を聞いたわけではないですから
その気持ちは想像をめぐらす事しか出来ません。


村のあちこちが草生して沈むのをゆっくり待つ中でこのように
畑や花壇がまだ手入れされて残っているのを見るのは複雑な思いです。