武田尾廃線跡 その4


南側から数えて一つ目のトンネルです。
中に照明は当然ありません。
迂回路がちゃんと横に作られています。


単線のトンネルなので幅はそんなにありませんが
そこは鉄道のトンネル。人一人で歩くにはとっても広いです。

電池がもったいないとライトをつけずに進んでいたら
枕木ですっ転びました。

自分が失敗したときに『わははははは!アホや〜』と笑ってくれる人が
居ないと寂しく感じるのは関西人の哀しい性なのでしょうか。
誰か私を笑ってください...。笑ってもらえないと哀しいです。
と、一人突っ込み、一人ボケを誰も見ていないトンネルの中でかましながら
打撲した膝をなでさすります。 ← 傍から見ていたらホントにばか。


ようやく出口が見えてきました。


出口から外を見るとさっきまで晴れていたのに少し曇ってきています。
武田尾まではれていて欲しいと思いつつ先に進みます。


枕木はどんどんはっきりしてきました。
横はススキで埋め尽くされています。
歩きやすいかと思っていたのですが
微妙にこの枕木が足に負担をかけてきます。

古傷がぶり返さないように気をつけて歩きますが思わぬところで
つまずいて危ないったらありません。

景色を見てのんびり歩けるかと思っていたのに足元を
しっかり見ていないと危険でした。

これだからJR西日本は『ハイキングコースじゃない』と
アピールしているのかもしれません。