武田尾廃線跡 その3


渡るなとかかれていた橋梁の横っ腹を保安用通路から覗くと
塗装年月日なんかが書かれていました。
『姥ヶ川愢川橋りょう』
川の合流点に架かっている橋らしい名前です。


さらにとことこ歩きます。

終点の『武田尾』までは普通の人の足で二時間半とか。
足に自信のない自分は三時間以上を覚悟して歩きます。


武庫川渓谷にはお水たっぷり。
豪快な水音と巨石の風景は確かに観光にもってこいです。


一つ目のトンネルが出てきました。


突然、鉱山の坑道のような、ダムの監査廊の入り口のような
ドアが横のコンクリート壁に現れました。
横は土嚢で塞がれています。
前に立つとひんやりした空気が出ていました。