大久野島 見学 その5

扉がなくなっているところも在ります。
今は向こう側まで見通せる空間。
どのくらいの大きさの発電機が設置されていたのか
見当もつきません。

潅木の細い枝に今は緑がありません。
寂しい冬の色だけです。

窓ガラスが少し残っている所もありますが
殆どは落ちています。
でも足元がガラスの破片で危ないかというとそういう印象はありません。
ガラスが落ちてからも相当年月が経っているようです。

コンクリートの壁
鉄の窓枠
風が吹き込むだけの空間
物悲しい風景に見えますが目を凝らすと壁の落書きが物凄いです。
必死で登った馬鹿者が3階の高さの壁にまで施した落書きもあります。
あちこちの廃墟で落書きは見ていますが旧軍の遺構にでも平気で
そういうバカをするものが居るわけです。
何も離島にまで来てそんな事しなくてもいいだろうに...。
バカにつけるイペリットガスはもうここにはありません。

登るために足をかけられて歪んだ窓枠。
どんな遺構でもどんな歴史があっても
それをコンクリートの箱にしか見ていない輩には
ただの遊び場なのです。