I-HI-KA  4

窪地の横にはベンチもあったりします。
これ一つだけですが。


しかしこんなに遺跡の上に杉が伸びていいものなのか。
遺跡の維持にあるまじき光景(笑)


こんな説明板が立てられています。

 皇租巡幸の聖蹟


吉野始祖井光  之  井氷鹿の神也
神武天皇大和入幸に當りし時
尾有る人、井の中より出て この井に光有り
天皇問ひて  汝は何人ぞ
臣は是れ国津神  名を井氷鹿と云
此則ち 吉野首部の始祖なり

 井光神社社務所

井光の集落の中に井光神社があるとのことで集落の方に行ってみました。


井光神社は隣がそのままお寺。
背後の神代杉だけが物凄い迫力を持っているものの
最近綺麗にされたとかで霊力があまり感じられない
真新しい空気しかありませんでした。残念。


いろいろ謂れのありそうな石碑とかも在りますが読めません。


神社には井氷鹿のエピソードが展示してあります。

井氷鹿は吉野の民の祖先という話もあるので
尻尾の生えた国津神というより、尻尾のように見える衣装を身につけた先住民
として捉える研究家も多いと聞きます。

私としては、水銀の井戸に棲む両生類のような国津神の方が素敵に思えるので
ついそっちに思いが偏ってしまいます。

結局、鉱山としての歴史を見ても、とうに鉱床は尽きているらしく
今ここで水銀を採るということは出来ないようですし
謎が謎のままで終わってしまいました。

紀伊半島の他の水銀鉱床を巡って謎をとく鍵を又探しに行きたいものです。