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関西で最も広いエリアに路線を持つ私鉄、近畿日本鉄道。
関西の人間は『近鉄』と呼びます。

鉄道が経営するレジャー施設。
最近は自家用車でアクセスできることが必須のレジャー施設。
鉄道会社が経営するいくつもの遊園地が近年廃園になっています。

2004年6月6日に廃園となった『あやめ池遊園地』
近鉄沿線にいくつもある遊園地の中でも最も 古い歴史のある遊園地でした。

 

遊園地といえば観覧車にメリーゴーランド。
ジェットコースターにコーヒーカップ。
急流すべりに回転ブランコ。

絶叫マシンという類のものに弱く、見ているだけで楽しめない私は
乗りたいと思って乗るのはいつも観覧車だけでした。

大きくなってからは皆と行っても、皆が楽しそうにしているのを見て
楽しい気分のおすそ分けをもらう場所に変わっていきました。

あやめ池遊園地が閉園になると聞いて閉園3日前に出かけました。


近鉄奈良線、菖蒲池駅。

プラットホームを降りて改札を抜けるとそこが遊園地です。


本当に駅前という言葉がぴったりのあやめ池遊園地。
写真右の建物が駅の改札。左が遊園地のゲートです。
駐車場もたくさんありますがやっぱり駅前遊園地。
アクセス最高なんです。


朝9時30分にゲートが開きました。
開園直後に到着です。

平日ということもあり、開園直後の遊園地は人が殆ど居ません。
お年を召した方が仲間内で懐かしむようにゆっくり歩いているのを見ました。


清掃が行き届いてゴールデンクレストとサフィニアのポットも花盛り。
ゲートから下り坂でメインストリートがあり噴水のある広場に続きます。


噴水の向こうに大きなとんがり屋根が見えてきました。


ペガサス広場にある「グランカルーセル・ペガサス」
世界最大級の回転木馬だとか。
とにかく豪華絢爛で、あやめ池遊園地といえば
私にとってはこのメリーゴーランドが一番印象深いのです。

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