福光石 石切り場 その2
巨石のゲートから見上げると空が切り取られています。
岩穴のような空間。
こんな奥まった所で石を切り出して大丈夫なのかなぁ。
ちょっとドキドキしながら進みます。
滑らかなスロープが奥に続いています。
見上げました。
オーバーハングした岩ではなく掘り進められた石切り場の空間です。
石を切り出した段が残る空間。
遺跡のような空間。
壁画があっても不思議ではありません。
真っ白のようで、新しい切り出し面にはうっすらと青緑の影があります。
切り出してすぐはこんな色なのだとか。
時間がたつと硬くなり色も茶を帯びてくるらしいです。
中央には水溜りが出来ていました。
切り出した石の段に戦斧を手にしたドワーフが居ても似合いそうな幻想的な空間です。
今はしんと静まり返っていますがここは現役の石切り場。
就業時間であれば又事なった空間を見ることが出来るでしょう。
福光石石切り場は観光地として紹介されているポイントです。
石見銀山や温泉津温泉に訪れた時は是非足を伸ばしてみて欲しい素敵な幻想的な空間でした。