足尾 散策  1

足尾銅山

そこに行きたいという気持ちが不意に訪れます。

足尾には今まで二度行っています。
いずれも中心部から足尾砂防ダムまでの国道、県道沿いから
鉱山施設を眺めるだけでした。

まだ見ていない足尾がたくさんあります。

そしてとても見たい場所が足尾にあります。

 

2005年 秋 足尾に出発しました。


今回は足尾の産業遺構を出来るだけ沢山見ようと思っていました。
選鉱場や精錬所だけでなく社宅や町に残る鉱山の気配を見たいと思っていました。

朝8時頃に前橋市を過ぎて足尾に向けてR122を北上します。

まず最初に向かったのは足尾町の小滝地区です。
ここには足尾の中でも古い鉱山遺構がいろいろ残っているそうです。
そして小滝地区の先にある銀山平という場所には国民宿舎があります。
体調が思わしくなかった為に車中泊はやめてちゃんとお宿に泊まろうと思い
予約のために国民宿舎かじか荘に向かいました。

綺麗に整備された国道から「銀山平」の表示に従って県道に進みます。

国民宿舎は銀山平に在ります。
そして道中に小滝坑跡があります。


ワインディングを進んでくると綺麗に整備された場所に出てきました。
「小滝の里」という大きな看板が立っています。


小滝地区を紹介する史跡案内板があります。
往時の詳細な地図が描かれていました。


この場所は精錬所と選鉱場が在った跡地のようです。


選鉱場といっても小滝地区は古い鉱区なので
遺構もとても古いものでした。