明延鉱山 大仙選鉱場 その9

最上層から見下ろす大空間。
撤去工事に備えてのものなのか新しい資材が設置されたりしています。
中央竪坑から上げられた鉱石をグリズリーで選別し
一次破砕をする為のクラッシャーが設置されていた建物だと思われますが
機械が残っていないので判然としません。
グリズリーというのは掘り出した鉱石から土や泥を落とすふるいのようなものをいいます。
この設備を抜けた鉱石が徐々に細かく砕かれ選別されていくのです。

建物を抜けて進むとまだレールは先に延びています。
この先に建物が無いので元来た道を引き返しました。

選鉱場の足元に戻ってきました。

木造の建物はこうしてどんどん壊れていきます。
工場は30年もてばいい
工場は機械の入れ替えのたびに立て替えたりする事を前提にしているから
100年ももつ様に造っていない
それは何度も耳にしました。
でも残って欲しいと思っていました。

崩れたのは古いからではなく
人がいなくなったからです
捨てられた集落の家々と同じく
人がいなくなったから建物は朽ちていくのです。