明延鉱山 錫の行方 その7


そして錫を珪砂にぽとぽとっと落とすと
すーっと沈み込んで錫は見えなくなってしまいました。


そしてレードルに残ったのが不純物。
あまりにも綺麗なメタリックカラーにこれも下さいと申し出ましたが
これはすぐ変色してしまって、上部にあるような
かさかさぱさぱさの物体になると聞き諦めました。


そしてしばし待ち時間。
少しして掘り出された錫は私が想像していた礫岩のような物ではなく
表面が非常に細かい梨地になった塊でした。

自然に流れた為にひとつひとつ形が違います。
動物の指の骨のようなパーツが沢山とれました。

「後はペンダントにできるように穴開けてもらおか」

別の伝統工芸士の方にパーツが渡され次の行程に進む事になりました。
会社の2階に上がります。


こちらは感謝祭の期間中、錫工芸体験をできるように確保されていた作業場です。
穴をあけてくださるのは錫のパーツをくっ付ける技術で国内No.1の方です。


オーダーしたデザインの試作品を発見。
本当はこの形で横が塞がった物を大小5個作って貰う予定だったのです。
こちらで取り扱う錫でしたらこの通り凄く綺麗に出来上がっていたのですね。


この豆型の玉も綺麗でした。

うーん。
持ち込み地金とは別にこちらで取り扱う錫で
元々のデザインのペンダントを別注で造って頂きたい。

でもお忙しいから中々無理は言えないです。