吾妻鉱山 見学 その3


少しずつ下っている道を進むと広い広い平らな場所が出てきました。
建物は何もありません。
周囲の空気にも硫黄の匂いはありません。


白樺の間に門柱が見えました。
石積みの門柱には表札が入っていた窪みだけがありました。


その先に忽然と現れたのは体育館です。
ここは鉱山施設ではなく小学校跡地のようです。


鉱山町があって小学校もあって
今は資材庫のように使われている体育館。

あちこちの鉱山町で見てきた使われ方と同じです。
屋根があって大きくてしっかりした建物だから。

鉱山の建物の後も同じように使われているのを見てきました。
道路整備の道具を入れられていたこともあり
勝手に農機具小屋にされているのを見たり
鉱山にゆかりの物を残している事の方が少ないようです。


テニスコートがありました。
元々この体育館の前にあったグラウンドを転用したのでしょうか。

フェンスは無残にゆがんでいます。