輪島ぷらぷら その2


観光だーと言いつつ
ダム愛好家なので連れてきてもらいました。
石川県営・八ヶ川ダム。

ゲートレスのコンパクト堤体です。
雪化粧しているので妙にクールでかっこいい導流壁が強調されています。
オリフィスからはさらさら放流中。


ダム湖上流面も見られるようにと連れて行ってもらったけど
どうにもこうにもこの雪雪雪。

フラッシュはもちろん焚いていませんが
これだけ雪が写真に写るって・・・
北陸の雪、半端ない。


さらに移動してきて現在地はここ。
観光地は全部お任せです。

能登には初代愛車の慣らし運転という名目で一周したことありますが
20年近く前のことですので今の能登を知らない。
というより前に来た時もただひたすら走っただけであまり記憶がない。
なので名所も全然記憶にない。


ここはどこかというと有名な千枚田です。


千枚全部雪。

お客さんすごく多くてこの場所にある道の駅はパーキング大混雑です。
しかし海に面したこの田圃、塩害大丈夫なんですかと心配になる。
そして水路網がとにかく気になる。

能登は急傾斜の地形で大きな川に恵まれていないはず。


千枚田スペック。

1004枚あるらしい。
唐招提寺の千手観音の腕が953本(築造当初は1000本あったとかなかったとか)
と似た感覚。
細かいところが気になる日本人の性にマッチする説明。

ここで取れたお米、たぶん高額取引されるんだろうな〜と。
それは有名な場所だからという理由ではなく
美味しいはずだから。

山岳部の棚田のお米ってほんとに美味しいのが多くって
福井県の大野市でも特に美味しいお米ってお店に並ぶ前に
契約しているところに販売されちゃうらしいという話も聞いたことあります。

いやいや
大野のお米、行くたび買うけど普通に流通しているのでもめっちゃ美味しいですよ。
それよりおいしいってどんな凄いお米。


続いて海沿いへ。
ここは輪島の無形文化財になっている『御陣乗太鼓』の発祥(?)の地です。
この時は事前勉強が足りず、御陣乗太鼓が何かまったく分かりませんでした。

見ているのは何かというと・・


てとらちゃんたちだー♪

みんな頑張ってますね〜。
寒いけどみんなで力を合わせてぎゅっと寄り添っている感が良いです。

テトラ好きなので連れてきてもらったのです。


ふと気付くと防波堤に打ちつけられてべったりとくっついている白い物。

「波の花ですよ」
「え゛ これが有名な波の花っ!?」

おそるおそる指を伸ばしてみるとぷにぷにぽよぽよ。
しかも生臭い。


飛び散る飛沫
埋没するブイ

こ・・
これは
“花”というより“ゲロ”ではないだろうか。

「どう見ても波のゲロですね」

地元の風物詩に対してゲロ認定。