宇都宮ぷらぷら その2

2013/9/30 更新


仕事を終えて徒歩でうろつく。
どうしてもこういう物が気になる自分。


釜川という細い都市河川が非常に気になる。


街中でとても綺麗に散策路が整備してあって
市民の憩いの場になっている様子。

「どーしたんですかー」
「この川綺麗に整備してあるなーと思って」
「凄く細い川ですね〜」
「でも一級河川や」
「あ、ほんとだ。書いてある」
「一級河川ってなんですかー」
「国が指定した一級水系につながっている川は全部一級河川になるんよ。
この釜川自体は細いけどこの川が繋がっている大きな川が一級水系だと
自動的に一級河川指定になるの」

「一級河川の下は二級河川ですか」
「そうそう」
「一級の方が二級よりランク高いのですか」

「影響が大きいランキングかというとそう」
「その下はあるんですか」
「あるよ」
「三級河川ですかー」
「ちゃう・・普通河川」
「川の区分ってそれだけなんですかー」
「これと別に市町村で申請して指定をもらう準用河川ってあるんやけどな」
「それはなんですかー」
「大きな川でなくても山間部で簡易水道水源になっているとかで地域に重要な川の場合は
準用河川として普通河川ではなくて二級河川と同様の扱いを受ける事ができる仕組み」

「難しいです〜」
「ごめん」
「私は一級河川って水の美しさで決めているのかと思ってました」
「えっ!」
「うん。水がきれいな清流が一級河川だと思ったてたー」
「大和川って絶対一級河川じゃないよねって」
「まてまてまて大和川は一級水系の本川だ」
「でもお水汚いもーん」
「きたないもーん」
「ひと昔から思えばすごく綺麗になったってば」


釜川です。
キャパシティがどのくらいなのかぱっと見ただけでは分かりません。

しかしこの川、妙な構造です。
現在綺麗に整備されている道路の下にも水が逃げられるように
長いスクリーンが並走して設けられています。
あやしい・・・。

帰宅してから調べたところ
なんと
釜川は日本初の二層式河川
二階建て構造にして治水安全度を高め
上部は親水整備を進めたという川だったのです。
くぁぁぁ。
事前勉強していけばよかったぁ。


仕事を終えてホテルに到着。
自分は翌日も宇都宮で作業があるので残留。
同僚二人は仕事でないのでここでさようなら。


翌日、正午まで時間が空いているのでちょっとバスで遠出することに。


大谷石資料館にやってきました。


一通りくるっと散策。
大谷石採掘跡を利用した公園も見る。


そして一時間に一本のバスを乗り過ごしそうになりバス停にダッシュするなど。
無事に正午までに宇都宮市街地に戻る。
作業作業。


作業を終えて帰途に就く。
宇都宮駅でE5系を見てうきうきわくわく。
乗り換えが心配だったけど無事に間違えることなく帰宅できました。

名物の餃子を食べてお土産に餃子ポーチと餃子クリアファイルを購入。
仕事もばっちり、ついでに観光もばっちりできた宇都宮ぷらぷらでした。