宇治ぷらぷら その1

2015/6/18 更新


京都の観光名所
宇治川にかかる宇治橋です。

ぱらぱら雨が降る中2月下旬に
駅前のパーキングに車を止めててくてく歩いております。


宇治橋周辺は現在、絶賛工事中です。
少し上流に十三重塔で有名な塔の島があります。

塔の島付近の河道改修工事でこのように重機が通れるよう
仮で道路も付けられていました。


重機が通行する時に橋にダメージがないように
桁隠しもあえて外してあります。
出水でダメージがあったわけではないです。


宇治橋を渡って左岸から右岸へ移動します。

途中にバルコニーのように張り出したテラスがあって
お洒落だなと思っていたのですがこれは
宇治川の水を汲むための設備で太閤秀吉さんの時代から
すでにあったものだと後で知ることになる。


宇治橋の水汲み所から塔の島を見たところ。
治水安全度向上のために河道改修工事中。


中州である塔の島の左岸側の段差工を撤去して
右岸側の法面を改修して水の流れをよくします。


かなり水量の多い当日の宇治川です。

上流の天ケ瀬ダムから放流しています。
洪水ではなく、関西電力天ケ瀬発電所の工事に伴う代替放流。

それに加えて宇治発電所から琵琶湖の水も50〜60m3/s来ていますので
180m3/s以上流れていたようです。


右岸にやってきました。
普段、ここまで来ないで左岸で上流に向かうので
京阪側には来た事がなかったのですがにぎやかでこんなでっかい石碑もあった。


電車と堤防と警報所。


まだ建設省と書いてある乙方放流警報所。


天ケ瀬ダムと関西電力さんからのお知らせです。

天ケ瀬発電所は最大で186.14t/s流すことができます。

でもサイレン吹鳴はしないのです。
回数が多い事と観光地のお客さんが吃驚するから
毎回、音声放送なのです。

本気でサイレンを鳴らしたのはT1318のただし書き操作に移行した時だけだそうです。
T1318の時が初のサイレン吹鳴で地元のお年寄りは
空襲警報かと思ったと言うくらい吃驚されたそうです。

地元の方でもビックリのサイレン吹鳴。
外国からの観光客の方が耳にしたらパニック起こすだろうな…。