月島ぷらぷら その4


もんじゃに精通した帝都でお生まれ、お育ちになった方が
手際よく油をひいて準備。


まず土手を造るのだそうです。
築堤開始。


築堤には具をざくざく切るというか潰すという作業が必須なのだそうで
凄い勢いでざくざくされています。
お好み焼きでは絶対にないプロセス…。
鉄板に乗せたらじわっと静かに火が通るのを待つので
もんじゃ焼というのは時間勝負で忙しい物だという印象がつきました。


築堤が完成しましたが湯気でピントが合わない。

「沼原ですね」
「もんじゃは沼原になりますね」
「天山の可能性も…」

ダム視点でもんじゃを観察。


そしてしばらく具に火を通したら注水です。
汁の部分を中央に流し込む。


「む。越水しましたね」
「パイピングも生じているようです」
「月の輪工を施工しなくては」

実際は小手でちゃっと返しておしまいでしたが。


そしてまたまたどどどどどどと刻み潰し作業。
もんじゃ焼って食べるまでのプロセスが大変忙しい。


完成しました。

「ハガシでちょっと端をちぎって鉄板にギュッと押しつけてハガシにくっつけて口に運ぶんです」
「く・・くっつかないっ」

皆様、もんじゃスキルが高いので
ぴっとハガシにくっつけて上手に食べておられましたが
自分はすべて失敗した。
すくって食べなくてはならなかった。
もんじゃを正しい作法で食べることに失敗する。


二基目〜。
今度は湯気の切れ間を狙って撮影に成功。


くっつかない・・・。


「おせんべい完成しましたよ〜」
「おおお。これが一番おいしい部分とも言われるこんがりぱりぱり部分ですね」

ぱりぱりをいただき満足する。


たくさんもんじゃ焼をいただきました。
おなかぽんぽん♪


お店を変えてデザートたーいむ♪

この時に店内にいたお客さんの携帯電話で一斉に響きわたる
地震のエリアメール通知のぎゅいぎゅい音!!
ぐらっときました。
茨城県で震度5弱。

こわいよ。
なんでみんなそんなに冷静なんだよぅ。

「震度4以上でダムは点検ですよね」
「ダム地点の震度計で4以上、基礎岩盤で25gal以上で点検と定められています」

みんなダムの心配をした。


たくさんダム話をしてダム以外のお話もしてOFF会終了。

勝鬨橋を渡って築地にとったお宿に向かいます。

トラディショナルなもんじゃを正しい作法で頂く計画。
ハガシにくっつかなかったことだけが残念でしたが
楽しい月島ぷらぷらでした。