下の川橋梁 その1

2015/1/31 更新


奈良県と京都府の県境。
木津から笠置にかけてのこの区間に
日本で最古のトレッスル橋脚の橋が架かっていると聞いて
地図を見て探していました。


2014年の11月に大阪ステーションシティで開催されたどぼくカフェで知りました。


JRの関西本線のどこかにこんな橋が架かっているらしい。

「んー」
「どないしたん?」
「それっぽい橋、見つからへんなぁ」
「橋?」
「こんな橋、賀茂から笠置の間で架かってたっけ?」
「・・・賀茂から笠置の間って橋架かってるところ少ないで」
「そーやんなー。見つからへんねん」

「ん?これ、後ろに写ってんの笠置大橋とちゃうんかな」
「あ、似てるな。形が」
「ぴんぴん立ってるトラスが笠置大橋っぽい」
「そやけど笠置大橋やったら“賀茂と笠置の間”やないで」
「笠置越えてるもんな」
「ここやとしたら“笠置〜大河原間”っていうべきやと思うけど」


賀茂〜笠置間ではなく
笠置駅のすぐ東側。

年中河川敷でキャンプやバーベキューをする人が絶えない
笠置の広大な河原に降りる道の横にこの橋があると踏んで現地に向かいました。


「あ、あったわ」
「この橋の事やったんか」
「まさかまさかの事実」
「この橋がなんか珍しいんか」
「国内で現存する最古のトレッスル橋だそうで」
「余部鉄橋と同じか?全然似てへん」
「トレッスル橋なの」


丁度、この位置に道路があって橋が架かっているので
撮り放題。


トレッスルこと架台の部分。
大事に塗装もされていて綺麗です。