長崎ぷらぷら その5


職場から同じく出張で大人数が来ていましたので
打ち上げだーっと連絡が入りホテルからまた歩いてきました。
朝見て回った浜屋百貨店の近くの居酒屋さん。


お造り盛り合わせだーっ。


一人頭どれだけあるんだてんぷら盛り合わせ。


クジラのベーコン美味しい。


さざえの壺焼きだー。


長崎牛のローストビーフサラダ、めっちゃ美味しい。

お腹ぽんぽんになるまで美味しいご飯を頂きました。


そしてまたホテルまで歩いて帰る。
長崎市街を歩きまわり過ぎ。
この日歩いた距離は16km。

◆ ◆


翌日早朝、長崎駅です。


長崎駅から少し北に移動します。
鉄道で数駅。


朝一番で乗客が少なかったので珍しくこんな写真が撮れました。

かたんかたんと列車が進んでいきます。


到着した駅からてくてく歩いてやってきたのは町役場です。


目的地、長与町庁舎です。

:
定礎石には昭和63年5月の文字がありました。
大水害の後、新しく建て直されたのです。


庁舎が閉まっている週末。
屋上まで上がることはできません。
外から見られたのは
庁舎の屋上のサイレンのスピーカーとアンテナだけ。

姿を見ることはできませんでしたが
庁舎の屋上には雨量計が設置されています。

大水害の時にこの場所にあった庁舎の屋上にも雨量計がありました。
その雨量計が観測した数値。

降雨強度 187.0mm/h

37年前に観測され
これだけ毎年のように豪雨災害が起きているにも関わらず
塗り替えられていない記録です。

20mm/hでも大概の豪雨です。
記録的短時間大雨として100mm/hに相当する雨が降っても
その降雨強度が一時間続くことは稀です。
多くは数10分で止むか弱まるものです。

しかし昭和57年7月23日
ここに降ったのは桁外れの予想だにできないほどの雨でした。

気象庁のHPに長崎大水害のページには
各観測点での降雨量が載っており
部外観測所として長与町役場の記録が掲載されています。

17:00-18:00 15.0mm/h
18:00-19:00 28.0mm/h
19:00-20:00 187.0mm/h
20:00-21:00 55.0mm/h
21:00-22:00 88.0mm/h
22:00-23:00 78.0mm/h

河川が増水するまでに
山の中まで水が浸透し
降った雨がそのまま地表を流れ下るまでに
あまりにも短い時間しかなかったのです。

非難する時間が与えられていたのに
非難を躊躇して被災したのとは別の次元なのです。

長崎大水害は
住む人が考える猶予もなく
非難する時間もなく
あっという間に町が水にのまれた水害なのです。

長崎大水害

昭和57年7月23日の記憶

長与町役場には長崎大水害を体験した方が今もお務めとお聞きしました。
ぜひ、HPや、図書館ででも当時のお話を記録して公開してほしいと思います。

長崎大水害は日本の災害史で特別なものであると思うので。

長与町庁舎では毎年、長崎大水害の起きた7月23日の一週間くらい前から
庁舎で水害時に187.0mm/hを観測した雨量計をメモリアル展示してくださるのだそうです。

このレポートを読んで興味が湧いた方がいらっしゃいましたら
ぜひ、7月に長与町庁舎を訪問してください。

仕事で行った長崎でしたが
ありったけの隙間時間を有効に使い
ひたすら歩いて
長崎大水害の記憶を探して回った長崎ぷらぷらでした。