昆陽池と昆陽寺 その1
2018/5/21 更新
春爛漫の頃にやってきましたのは
兵庫県伊丹市の空港からすぐ近くの昆陽池です。
歴史あるため池ですが池の中にある日本列島が地味に有名。
それとなによりやっぱり渡良瀬遊水地と同じく野鳥の楽園として有名。
なのに・・・
何と鳥インフルエンザで池に近づけない事態になっていました。
あーあーあーあー。
池にしつらえられた日本列島にはカワウが営巣して木が枯れかけている…。
カワウ、インフルは伝播するしろくなもんじゃない。
にっくきカワウ。
今回、昆陽池に来たのはここを管理するために建てられたお寺を見るためです。
久米田池はすぐ隣に管理所に当たる隆池院・久米田寺が建てられましたが
小屋池は池から割と離れたところにお寺があるようなので
どんな位置関係なのか気になって調べに来ました。
昆陽池から管理所である昆陽寺までの道をてくてくあるていると
道中にこんな説明看板がありました。
今通っている道は通称“行基道”。
県道・寺本川西線というのが現在の名称。
説明書きはこちらです。
「昆陽寺は天平3年(731年)に僧 行基が創建した昆陽施院の後身であるといわれ」
「昆陽寺にはいくつかの塔頭がありましたが、
現在は正覚院、成就院、一乗院、遍照院が残っています」
久米田寺と同じく、こちらも昆陽池が作られた当時の建物は残っていないようです。
昆陽池からずいぶん離れた場所に昆陽寺があるわけですが
用水の分岐点の方にお寺は近いのかも。
昆陽池から昆陽寺までは水路沿いに
このように歩いて来るとたどりつけます。
という事でたどり着きました。
昆陽寺山門。