大和郡山うろうろ その3


別の日に又、大和郡山市街をてくてく歩きました。
道路の拡幅と共に街並み整備が行われた界隈は
とても奇麗で歩きやすい。


そしてあちこちにもれなく金魚。


今日、目指しているのは源九郎稲荷という神社です。

この日本三大稲荷というのは
『伏見稲荷と自称三大稲荷の神社と他のどこかの神社』
で構成されているようです。
伏見稲荷だけは絶対なのですが
自分のところはともかく、もう一つはどこかというのが適当らしいです。
それだけ自称三大稲荷というのがたくさんあるという事だと思いますが。


古い街並みの中にある源九郎稲荷神社。
毎年、桜の開花に合わせて行われる
郡山城址のお城まつりというお祭りの期間中に
時代行列等が行われるようでチラシが張ってありました。


参道と示されたルートを進んでいくと奥地に神社の鳥居が。


『日本三社 源九郎稲荷神社』の額です。


祭神はお狐様です。
源九郎稲荷大明神。
そして宇迦之御魂神。

源九郎稲荷はなにで有名なのかというと
歌舞伎で有名な演目、義経千本桜の元になったエピソード縁のお狐様が
御祭りされている神社であるという事です。


敷地の中には歌舞伎俳優の方がお参りされた時の植樹もありました。


お参りした後にふと拝殿の軒に下がる袖幕の模様がとても気になって
調べたところ、和文様で古くからある“朽木模様”というものらしいことが分かりました。


小さいけど綺麗な神社です。
お参りに来る方も多いようでした。