生駒ケーブル その2


そしてケーブルカーの説明より興味深いのが
こちらの全国各地のケーブルカー比較と
生駒ケーブルの特徴。


大正7年(1918年)って千苅ダムより1年、年上。
日本初のケーブルカーなんだ。
昭和元年(1926年)に複線化して日本で唯一の複線ケーブル。

そ、そうなのか。
なんか凄い物がこんな身近にあったんだ。
全然知らなかった。


三つのルートの比較です。
宝山寺1号線と2号線は鳥居駅と宝山寺駅までの複線区画。
山上線は宝山寺駅から生駒山上駅までの区画。
鉄分が多かったらこの数字でも萌え萌えになるんだろうけど
不勉強なので萌えない。


ケーブル線の長さと勾配がイラストで分かりやすいこの図がとても魅力的でした。
一番上にあるのが生駒ケーブルです。


次に探したのはやっぱりこれです。
立山黒部アルペンルートの立山ケーブル♪
立山黒部貫光♪


立山から美女平まで繋いでいるケーブル線です。


他に知っているところあるかなーと見ていたら
別府のラクテンチのケーブルカーがありました。


生駒ケーブルや立山ケーブルと比べるとホントに可愛いです。
雲仙寺駅から乙原まで可愛く一区間。


じっくり構内の展示物で楽しんだ後、改札を出ました。


ここから距離は少し、勾配は相当ありますが
せっかくなので宝山寺までいってみます。


参道をてくてく登って行きます。


宝山寺に到着しました。
始めて来たのですがなんとも密集した伽藍や塔に
迫る断崖絶壁と、大陸的な造形に吃驚。
魅力的なお寺でした。


帰りは麓まで歩こうと思っていましたが町が遠い遠い。


そして麓までとにかく階段でした。
長崎か神戸かというくらい生駒のこのエリアの勾配凄い。
車で行き来する道も限られるし
ケーブルカー様様なのだなと思いながら下りました。


ということで身近にある生駒ケーブルが
実はすごいケーブルカーだったのだという事を
お散歩で知った時のレポートでした。

今度は比叡山の坂本ケーブルも乗ってみたいな。