お濠ぷらぷら その3


半蔵門の次にご案内していただいたのが
英国大使館。

門扉に王冠!!
凄いな英国。


しかし見ていたのは塀だった。

ここにある歯飾り(デンティル)が注目ポイント。

布引五本松ダムの技術指導で来日したウィリアム・K・バルトン技師は英国人。

そして布引五本松ダムにも本河内低部ダムにもお揃いの歯飾りがあるんです。
ダム愛好家的にここを見ないでどうするんだと
塀を見てはしゃいでいて変な人がいると通報されたらどうしようかと
騒いだ後で気づくなど。


本日のご訪問先に到着しました。
水源地環境整備センター(WEC)です。


皆様がもくもくとお仕事されている中、そーっと入ると
こんなすごい物が展示されていた。
皆で手分けしてダムカードを収集しているみたいです。
必ずダムを訪問して入手する。
ダムカード収集の鉄則です。

こちらにお邪魔して何をしていたかというと
WEC様が発信しておられる「水源地ネット」に
インタビューが載るという事でそのお話のために伺ったのです。

が、

こんなに綺麗にまとめてくださっていますが
実際はというと専門家の方にダム操作について
自分が素人なりにまとめたノートと
ひたすら事例を持ち出して延々と講義を受けていたという…。

だってー
専門家の方にがっちりきっちり教えて貰う機会なんてめったにないんで。
インタビューとか認識弱くてとにかく聞きたかったことを片っぱしから
お聞きして貴重な講義を頂いたと思ってます。

自分はやっぱり地元の淀川水系の河川基本計画や洪水調節で
現場の方に学んでいるので他の水系や地域特性については不勉強なんです。

もっと勉強しなきゃだめだなーと思うと同時に
今後の調べたい事例についてもたくさん情報収集できて
大変有意義な時間を頂きました。


たっぷりお勉強できて満足した後、ご飯を食べに行く前に
素敵な場所に案内をいただきました。

麹町にある泉商事ビルの前にある井戸 “ 尚泉水 ”です。

なんとこれはビル街の中に現存する井戸です。
災害時には使えるようにきちんと管理されている井戸です。
関東大震災の時に帝都の人々のために大活躍したといういわれのある井戸です。
大事に管理されているあたりに震災への備えを感じます。


お夕食♪

ここでまたまたディスカッション大会。
ダムについて専門家の方たちと
ひたすらダムについて教えて頂き意見交換でき
課題を頂けるという至福の時間。

ああ、もっと勉強しよう。
まだ知らない凄い事がたーくさん。


なれないお酒でひっくり返らないように気を付けて本日のお宿に無事到着。


翌朝、昨日半周した残りのお濠を回ります。
この日も雨。
寒い寒いとちっこくなってとぼとぼ歩く横を
走り去るランナー多し。


そしてまたまた帝都のふっくらぷくぷく雀でなごむ。
ホントに帝都の雀は近づいても逃げないなー。


という事でお濠を一周して気象庁前までやってきました。
頑張れ気象庁。
頑張れひまわり8号。
今年も衛星画像はスクリーンショットしまくるよっ。

という事で過密スケジュールで雨の中
お濠ぷらぷら一周してきたのでした。