治水神社 その4


ふと足元を見るとシースルーになっていた。
うひょひょ♪これは楽しい。


下流方向を見たところです。
眼下のこんもりした森が治水神社。


輪中の説明もばっちり。
どのように形成されてどのように進化してきたかが分かります。

「輪中、この高さからでもはっきり視認できないなー」
「丹波・・」
「それは和牛やっ!!」
「松坂・・」
「それも和牛やっ!!今見るのはぎゅうじゃなくて わ・じ・ゅ・う」

家族はお腹がすいてきたらしくどうも興味を示しません。

展望タワーを降りて一階の資料てんこもり展示室に入りました。
ここでついついモニターのスイッチを押して映像を見たがる家族の癖が出て
片っぱしから押していくのですが凄い量なので途中で家族がへこたれました。

各コンテンツを3分程度にまとめてあり
映像の分かりやすさもばっちりで
大変勉強になる映像が山盛りでした。
川の自浄作用と自濁作用
掃流力についての映像は大変お気に入りになりました。

輪中についても流石の説明で
命塚や助命檀というのは初耳で
洪水の時に高いところがないと人命を救えない
避難所としてのスーパー堤防作りにつながる発想だと感動。
悪水のために作られた樋門の構造にも感動。

家族がいない時にもっと勉強しに来たいなー。


そしてごはん。
併設されているレストランのメニューになまずのフライと思しき丼物があったので
迷わずこれを頼みました。

琵琶湖に行ったらブラックバス天丼頼むのとおなじ。
フライのナマズらしい魚はブラックバスよりふにゃふにゃとゆるゆるの身でした。
お腹一杯。


お腹一杯になったので本日の主役、治水神社に移動。


今年は大災害が起きませんように
水が暴れませんように
ダムのお仕事がたくさんの人に理解してもらえますように

お参りして本日のミッション終了。


今あるこの川の姿は近代になって人の手で造られた流れです。
川は洪水のたびに暴れ、流れを変えるものでした。

この流域の人たちが肌で知っている水への備えは
他の土地の人にはなかなか伝わらないものかもしれません。

それだけに木曽三川についてたくさんの方に知ってほしいと思いました。

帰りは新名神を使って個人的にエヴァ橋と呼んでいる近江大鳥橋を愛でて帰りました。