治水神社 その1

2013/7/20 更新


2013年
空梅雨かと渇水のニュースが流れ始めたころ
突然豪雨がやってきて地元でもあちこちで浸水被害や
主要国道が増水で道路下をえぐられるなど
今年も災害は容赦ないなーと感じていました。

「そうだ。治水神社行こう!」

新聞を読み終えてそうつぶやき
こそこそと準備をしていると背後からじっと見ている気配が・・・

「どこか行く?」
「行く」
「海いかへん?」
「なんで標高低い所にいかなあかんねん」
「いつも山ばっかりやろー。たまには海いかへん?」
「行きたくない。標高高いところ行きたい」

しゃべりながらもカメラとPCをさくさく準備して
出ていこうとしたらちゃっかり家族がついてきました。
そして愛車のドライバー席にちょんと座られたのです。

「そこをどくのや!!標高の高い所にいくねん」
「たまには海もええでー」
「いーやーだー」

すったもんだがありまして車内会議の結果
新名神をまだ走ったことがないという家族の意向で
新名神を帰りに使うコースでとりあえず治水神社へ行くことに。
ああ、よかった。


ナビで今度こそ間違わずに
ツインアーチ138に行っちゃった失敗をせずにたどり着きました。
国営木曽三川公園。


パーキングに車を入れて降りるなり
熱波で頭がくらっとしました。
この時、この場所の気温は37℃。
倒れそう。


木曽三川公園ゲートの交差点挟んで向かいが治水神社。
でもまずは木曽三川公園で学ばねばならない事がたくさんある。

「あ゛つ゛い゛」
「だめ。先に水屋と輪中みるの」
「みずや?茶碗とか皿しまっとくあれ?」
「違うわいっ。ここには水屋の実物模型というか移築された本物があるんや」
「みずやを移築って・・運んだらええやん」
「実物見れ!!」


公園の案内図です。
東に長良川、西に揖斐川です。


とりあえずこれで本日行くところを家族に説明。
水屋がいまいち理解できていない家族。


「タワー行こう。涼しいところ行こう」
「ダメ。水屋いくの」