18切符 その1

2020/1/21 更新


年末年始仕事。
やっと新年明けて二日休みがあるからとのんびりしようと思っていたのに
日が昇る前からJRの駅に連行されました。


金魚で有名なJR大和郡山駅。


何故、新年早々、こんな目に…。

最近、青春18切符でうろつくのが好きになった家族が
あちこちに出かけてご機嫌なのは良いこと。

ただ
なぜ
私を巻き込むのか

「今年の正月休みはこれで松江に行こう」
「断る」
「そんなこと言わんと」
「行く用事があれば特急で行く」
「そんなん面白うないやん」
「延々と鈍行で移動して時間を無駄にして身体を疲れさせることに何のメリットがあるのか理解不能」
「鈍行楽しいでー」
「だ か ら それを楽しいと思う同志と行くべき」
「一回くらい経験しときや〜」
「理解不能ーっ!!」


理不尽だとぶつぶつ。
短時間できびきび乗り換えしないといけないことに
イライラが募ります。


とりあえずこれに乗って赤穂か相生か姫路か判らないけどそっちの方に行くらしい。


乗り替えの慌ただしさで駅名を撮ることもできないプロセスを経過して
この黄色い車両に乗り替えたけどどこなのかすでにわからない。


何回か乗り換えて岡山に到着しました。


更に乗り換えて新見に到着です。
新見で待ち時間が半時間以上発生という驚愕の事実。


18切符は出入り自由らしいので駅前をうろつきに出て時間をつぶします。


駅前の川に千屋ダムのサイレン吹鳴お知らせ発見。


駅前メインストリートの橋の橋脚に水位標。


新見駅と駅前広場です。


「これ乗りたい。やくも乗りたい」
「特急は駄目」


「乗るのはこっち」
「黄色くて可愛いけど時間かかることが嫌」


駅を出てすぐに止まって列車の通過待ちとか
とにかく止まる時間が多いのがつらいです。
時間が無駄に過ぎていく感で胃が痛くなる。

丁度、停車している時に車窓から牛親子が見えたりすると気持ちが少し和むけど。


「去年来た時はここら辺一面雪景色やったんやけどな・・・」
「大山も頂上に少ししか雪ないやん」
「つくし、出てきそうやな」
「雨と雪がないと大渇水やんか…いややーいややー渇水嫌やー」


雪が全然ないことに危機感を覚えつつ
除雪費用がかからないのは良いけど渇水が怖い怖いと
景色を見ながら米子に到着しました。


黄色い子やオレンジの子にキャラ電。
やっぱりこの黄色い子が可愛い。


駅前にはカバ。


米子まで来たんだからあと少しのはず。
路線図眺めて確認します。


ついに到着しました。
本日のゴール、松江駅。


しまねっこで気持ちがほっとする。
和む。
えーんえーん。
しまねっこたん、どうせなら特急で来たかったよぅ。

移動に一日かけて
乗り換えに気を使って
前後左右だけではなく上下に揺れる車両に
首がもげてコロンと落ちるのではと
漫才道中でやっと到着。


松江市のマンホール。
絵柄は武家屋敷だそうです。