湯田ダム 見学 その1

2019/11/11 更新


東北道を走っております。
限定区間ではありますが最高速度が120km/h表示が出てきて吃驚。
伊勢道でも以前あったけど。

盛岡から移動してきたのは花巻です。
宮沢賢治ゆかりの地♪
イーハトーヴ♪


到着したのはイーハトーヴではなく
湯田ダムの貯水池の上流部。
看板は錦秋湖大滝となっています。

錦秋湖大滝は洪水期にだけ出現する滝です。


滝を作り出すのは湯田貯砂ダムなのです。


この上流にある和賀川流域の崩壊地の土砂が
湯田ダムの貯水量を圧迫しないように
貯水池への土砂の流入を減らす目的で建設されたダムです。
堤高17.5mあります。
かなり大きい。

特徴は堤体内に通路が設けられていて
見事な“後ろ見の滝”となっていて左右岸を行き来できることです。


貯水池の水位が上がると堤体は沈みますので
通行できるかどうかという事で
『開放中』か否かを確認してから行くことが大事です。


駐車場から木々の合間をてくてく歩くと視界が開けて
湯田貯砂ダムが登場しました。


豪快に流れ落ちる水で“錦秋湖大滝”が出現しております。


貯水池はこんな感じ。
貯砂ダム直上流は水深が浅く広々とした池になっています。


堤体内通路への階段を下りて行く時にまず目に入ったのはこの魚道です。
折り返し折り返し。
下の方に連続した細かい矢印のような仕切りが底についているのが見えました。
細かい階段式魚道でしょうか。

後で管理支所の方に詳しくお聞きしたところ
舟通し型魚道」というものなのだそうです。


いよいよ堤体内へ入ります。
わくわく。


入口に銘板発見。
本体は平成14年に竣工しています。


貯砂ダムにゲートが付いているようです。
2.0×2.0m 2門
今いる左岸側の低部にふたつの四角い穴が見えていましたので
そこについているのかと思います。