夕張シューパロダム 見学 その4


ダム名碑の横で記念写真撮ってもらいました。
フォントだフォントだ。
毛筆じゃなかった。
最近はフォント使用の名碑多いですね。


そして広めの天端。
徒歩で見学に入ることはOKです。


直下はまだ工事の後の寒々した殺風景な気配が残っています。
天端の横も未舗装だったし緑化と整備はこれから。

右岸に旧道のトンネルが見えていました。
反対側は塞がれていますので入ることはできません。


ほほほ。
真っ白コンクリート。
波返しも真っ白の堤趾導流壁。
かくかくしてて素敵♪


選択取水棟の上の巻上機。
ブリキ板で完全に箱入り娘になっていた。

巻上機のワイヤーには機械油が絶対必要。
この機械油も地域で全然配合が違うらしい。

豪雪地帯ですからワイヤーから凍って剥離・分離してしまわないものにしなくてはならないし
そもそもワイヤーごと凍ってもいけないし
雪国はいろいろ大変です。


天端ほぼ中央から直下を見下ろしました。
まっすぐすべすべの白白コンクリートが減勢池まで広がっています。
ああ、RCD。
これぞ適RCDデザイン。


右岸のアバットメントの枠工色々
アンカー工
トンネル
堤趾導流壁
堤体
そしてそれらが緑と素敵な共演。
コンクリートと緑の素敵な共演


天端を見通して傾斜に気付く。
天端に降った雨はダム湖側に設けられた雨水排水孔からダム湖にはいります。

現場で堤体を見て感じたこと。

それは思っていたよりもずっとコンパクトな堤体だったという事です。

よく公開されている写真が下流側から広角レンズで撮ったものが多かったからなのか
もっと大きな堤体だと思いこんでいたのです。

でも堤頂長は390.0m。

これだけの巨大なダム湖を形成しているのにコンパクトに立っています。

それはもともとここにあった大夕張ダムが最高の地点に立っていたことを教えてくれているのかもしれません。
その下流に新しく生まれた夕張シューパロダム。

工事中からたくさんの人が訪れました。
竣工してからもたくさんの人がここにきてくれているそうです。
みんなに愛されるダムになってほしいと感じた夕張シューパロダム見学でした。

 

撮れた


夕張シューパロダムから次のダムへの移動中
キタキツネの動物注意看板撮れた