柳瀬ダム 見学 その7


天端左岸にもありましたダム銘板。
柳瀬(やなぜ)と読むんだという話もあります。
高知県の魚梁瀬(やなせ)ダムと読み方が同じだから
ややこしいなと思っていましたが。
柳瀬G 魚梁瀬Rといえば区分できる♪


柳瀬ダムは四国初の多目的ダムです。
旧建設省が昭和28年(1953年)に建設しました。

昭和28年というとまだ国内に100m超のハイダムは無く
重力式で最も高かったのが新潟県の三面ダム(82.5m)でした。

この堤体の55mというのは当時としてはかなり大きいものであったのは間違いありません。


しかし満タン。

吃驚するのは
常時満水位がEL289.5m
洪水時満水位がEL290.0m
その差、0.5m
し、しかも洪水時満水位の方が高いってどういう事?
と思っていたら

柳瀬ダムには予備放流水位というのが設定してあって
これがEL284.7mでした。

ここまで水位を下げておけば洪水調節容量として760万m3確保できるそうです。

洪水満水位というのを洪水満水位(夏期制限水位)と間違えそうに。

ここまで貯められるぞというのが洪水満水位で
予備放流水位というのが通常でいうところの洪水期満水位(夏期制限水位)でした。


そしてあまりの水位に首だけちょこんと出している取水塔。


水位ゲージの数字が見えません。
水溜め過ぎ。溜まり過ぎ。


レトロな堤体ですが当然の様に現役でバリバリ。

銅山川3ダムで一番古い堤体。
騎士長の風格漂う柳瀬ダムでした。

 

おまけ



柳瀬ダムで一番インパクトがあったのは

美しい放流も素敵でしたが

レトロで素敵なゲート室とバルコニーも素敵でしたが




右岸展望スペースにあったダムの説明板の
この洪水調節イラストでした。

洪水君が洪水ちゃんになるまで。

強烈に可愛らしくなっていきますね・・・