柳瀬ダム 見学 その5

ローラーゲートの支柱にコンクリート節減のためなのかスリットが入っています。
天端には5本のゲート支柱が立っていて
そのうち右岸から1番目、3番目の支柱をくぐることができます。

2番目、4番目、5番目にはスリットの先がゲート室になっているので
扉があり通り抜けできません。

そのスリットをくぐって下流側を見下ろせるバルコニーに出られるのだという情報を
「Dam's room」 のふかちゃん様のレポートで確認していたのでわくわく。

くぐって出てきて天端方向を振り返ったところ。

バルコニーに出てゲートの上流と下流側を眺めると
水位の高さにドキドキするほどでした。

中央のバルコニーから右岸方向に見る
巻き上げ機が収納されたゲート室。

同じゲート室を反対側から。
窓の形がおしゃれですね。
監視カメラがこちらを向いているので一応手を振ってみる。
このバルコニーは元々あったゲート室を撤去した跡のスペースに見えました。
ゲートピアの上の床面積も同じ位です。
古いゲートが左右別のゲート室から巻き上げるタイプだったのを
ひとつの巻き上げ機で両側をワイヤーを操作して巻き上げられるタイプに
改修した時に不要になったゲート室をバルコニーにしたのではと
現地で想像していました。
昭和28年に造られた四国初の多目的ダムで
バルコニーというゆとりのある発想が出るとは思えなかったので
建設当初はゲート室が5つ並んでいたのではと思ったのです。
しかし
ダム便覧で公開されている古写真(?)ではゲート室は二つでした。
右岸 バルコニー ゲート室 バルコニー ゲート室 バルコニー 左岸
となっています。
現在は
右岸 バルコニー ゲート室 バルコニー ゲート室(屋根改修) ゲート室(新規) 左岸
です。

一番左岸側の新しいゲート室。
窓の形など現存するゲート室とお揃いになっているあたりに気配りがうかがわれます。
もともとバルコニーとして造られていたのだったら凄い話だなと思いつつ
実際はゲート点検や作業用のスペースという実務的な目的があったりするんだよなと
自分で想像を打ち砕く。
妄想しすぎ禁止。