山本調整池 見学 その1
2022/3/1 更新
浅河原調整池を後にして土砂降りの中到着しました山本第一調整池。
眼下に赤いランガー橋。
小千谷発電所の水圧鉄管の上を通る道路にいます。
発電所で水車を回した水が信濃川に合流する放水路が見えていました。
傘をさすとカメラが構えられない程の風にあおられるし
傘をささないと全身ずぶぬれになるし
しくしく悲しい、雨の日のダムめぐり。
階段を上がると工事用フェンスが。
浅河原調整池と違ってお水は満々でした。
工事看板には小千谷発電所の制水ゲート新設工事と記されていました。
令和4年の2月までだそうです。
気温14℃。土砂降り。
熱中症とは無縁だけど風邪引きそうな低温多湿状態。
貯水池の方を見ると何やら複雑。
え?
なんだこれ?
中央部分の水位が低いのが見えました。
周りを囲む越流堤と壁。
水圧鉄管のすぐ上で制水ゲートの直上流。
位置的にはヘッドタンクがある場所にこの構造。
そしてさらに奥には内側の水位が高く、さらさら流れだしている越流堤もありました。
この貯水池内には水位差がたくさんあるようです。
送られてきた水が届くのは水位が高いところで
必要分を取水して余剰分はこぼす
こぼれた部分は余水路にこぼれていって
川に戻るというのが標準的だと思うけれど
謎構造過ぎてここだけを見ていてもよくわからない。
更に何の基地ですかという円形の構造物が現われる始末。
周囲にくるりと穴が並んでいるので多分、これが余水吐と思われます。
水力ドットコムのhisa様が撮影された
山本第一調整池のヘッドタンクの様子。
https://www.youtube.com/watch?v=nDlv8ZSZ3ng
そして水の流れを図示しての紹介です。
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本) 小千谷発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/niigata/odiya/odiya.html
これを読まないと理解できませんでした。
さすが、Hisa様。
陸地からこんな通路で繋がっています。
その通路には除雪をしないと通ってはいけないという
豪雪地帯ならではの注意書き。
細長い貯水池でそれを形作る土堰堤は美しいはずなんです。
でも風雨で全く美しく撮れない。
悲しいほど暗い寂しい写真しか撮れない。