wDN at Home 川上ダム 取材 その3
バッチャープラントの中に入れて頂きました。
外からしか見たことなかったので
初体験でわくわく。
どんどん階段で上がっていって
吃驚したのがお部屋があって
そこに人がいたことでした。
オペ室と呼ばれていてこれは
どこのバッチャープラントでもあると教えてもらいました。
観眺台から見たバッチャープラントです。
この太いパイプ二本に挟まれた間の窓あたりにいます。
オペレーターの方が複数のモニターを見て
温度やブレンドやその他いっぱいの情報をとって
操作されているのにホントに驚きました。
バッチャープラントの中にこんな秘密基地感満開の
凄い部屋があるとは全く不勉強で知らなかったです。
オペレーターの方の厳しい目で管理されて
良いコンクリート出来あがってまーす♪
更に上にあがって外に出てもよいと許可を頂き
厳重な監視の下、外壁に出して頂きました。
うわーっ!!
バッチャープラントと打設面がほぼ同じ高さになってるよぅ!!
ついこの間、定礎式だったのに
ついこの間、打設始まったばっかりなのに
記録的なスピードで成長する川上ダム。
ちらりと大林組子ちゃんの足元。
セクシーという訳ではない。
◆ ◆
続いて移動してきたのは堤体直下です。
タワークレーン二基にクローラクレーンでクレーン祭り♪
堤体下流側では副ダム、減勢工が着々と造られています。
あ、漸縮型堤体導流壁♪
漸縮型堤体導流壁、最高♪
導流壁の下端が減勢工の側壁にそのまま接続。
減勢工に溜められた水の波浪を消し
放流水を穏やかに出す役目を負う副ダムの
越流頂滑らかラインが今から出来ていくところ。
そしてそして
ダムが完成したら
まず、入る用事がほぼないし
一般人は入ることなんてできない減勢工の中にも入らせてもらいました。
dashelo様、とてもお喜び。
写真中央に足場が組まれているところは
常用洪水吐です。
洪水調節時に一番活躍するところ。
堤体直下、右岸側には発電所が出来ます。
発電に使った後の水は減勢工に。
無駄なく河川維持流量その他で使われると思います。
ということで
with Dam★Night at Home おうちでダムのための取材で
凄い勢いで出来上がっていく川上ダム建設現場の
完成したら見られなくなっちゃうポイントを中心に見せて頂きました。
毎月の見学会、電話で受け付けなのですが
ホントにあっという間に埋まります。
10月は開始8分で午前の部、午後の部、ともに満席だったとか。
たくさんの人にこの姿を見てほしい
そして油断していたら堤体できちゃうよ
という川上ダム建設現場でした。