wDN at Home 川上ダム 取材 その1

2020/11/3 更新

2020年11月3日に開催の
with Dam★Night at Home おうちでダム
物凄い速さで出来上がっていく川上ダムを取材させていただけることになり
良いお天気の日にやってきました。

同行してくださっているのはダムマイスター仲間で
私とダム友歴13年のdashelo様です。


三重県伊賀市の水資源機構・川上ダム建設現場です。
右岸にある展望台、観眺台に到着すると
物凄い至近距離にコンクリートバケットが!!


こんなに至近距離でコンクリート運搬しているバケットを
見られるなんてそうそうないことです。


あまりにも早く
あまりにもすくすく育って
どんどん背が伸びていく川上ダム。

定礎式からまだ1年たっていないのにっ!!


面状工法でどんどん進む堤体打設。
パーテーションはブロックの継ぎ目に立てられているので
各ブロックがどのくらいの幅なのか分かりやすいです。


そしてブロック間の行き来は堤体下流側に設けられている
通路を使うようですが通路に行くために階段で上って下りてなので
真横に突っ切れたら早いだろうになー…と見ていて思いました。

いやいや
それぞれのブロックで工程が違うから無理無理。


右岸展望台から移動してきたのは骨材のストックヤードから
運ばれてきた骨材をブレンドするための貯蔵施設、骨材ビンです。


骨材を採取した場所と大きさで数種類に分けています。

大きさだけで分けないのは採取場所によって
骨材の強度や性質が微妙に違うためです。


川上ダムの骨材は数社からの購入なので
社によって微妙に性質の異なる骨材を
どれをどれだけの割合でブレンドするのがベストか
あらかじめ試験しておき、その結果を基にブレンド比を決めます。


で、この骨材ビン。
落っこちたら大変なので
普通は一般人をここまで近づけてくださることはないとの事。
見学者の数倍の現地スタッフの安全監視の下
写真を撮らせていただいています。


ブレンドされた骨材がベルトコンベアにさーっと落ちていくと…


ここからコンクリートになる為の旅がスタート。


いくよいくよどんどんいくよ♪


良いコンクリートになる為に行くよーっ!


まず目指すのは骨材混合プラント。
ここで今欲しい骨材のブレンド比に混ぜ混ぜ。


骨材ビンからのルートはもう一本あります。
こっちからも全力で骨材が出て行きます。


行くぜ 行くぜ 行くぜ!!!
良いコンクリートになる為に行くぜーーっ!!