with Dam Night at Home+ その1
2021/11/11 更新
ダム工学会中部近畿ブロックのwith Dam Nightが
昨年に引き続き、今年もオンラインでの開催となりました。
昨年、“来年こそはダムビンゴ芸人で…”と期待していたのですが
COVID-19の勢いがなかなか強烈でしたのでオンライン開催。
With Dam ★ Night at HOME+
という事で、例年通り、楽しくアカデミックな内容をと
工学会の皆様も頑張ってくださるので
自分もちまちま準備。
昨年大人気だった川上ダムと安威川ダムの建設現場の状況は
絶対に外せないよねと取材に行きました。
◆ ◆
川上ダムは昨年のwDN at Homeから半年後には
ダム本体のコンクリート打設が終わって今は試験湛水待ちという状況ですし
安威川ダムも定礎式が昨年のwDN at Homeの11日後にあったばかりだというのに
すくすく、すくすく、背が伸びてあっという間にこの高さ。
天端まで数mという信じられない驚異的な施工スピード。
両ダムとももうすぐ試験湛水だよーん♪というこの速さに
国内各所でCOVID-19の緊急事態宣言が発令されていた事で
見に行きたいと思ってたのにもう完成なのかーっ!という
ついていけなかった悲しみに暮れるダムファンの方々多かった模様です。
◆ ◆
川上ダムは令和3年の11月末には試験湛水を開始します。
直前に、緊急事態宣言が解除されたことに伴い
特別見学会を開催してくださることになりました。
ぱちぱちぱちぱち♪
480人限定 取材などの特別枠なし
全員厳正な抽選で選ばれるという
特別見学会。
川上ダム通信にも特別見学会のお知らせが。
同じ画像が川上ダムの公式twitterにも上がっていたので
とても気になっていたのですが・・・
貯水池内からダムを見上げる様子。
これはよい。
とてもよい。
誰かにしてもらいたい。
という事で
水資源機構 関西・吉野川支社 淀川本部長様と
川上ダム建設所の所長様でやって頂いた写真。
絶対、仕事の話してるに違いない。
と思ったら
川上ダムかっこいいな〜♪
というお話をされていた模様。
右岸の展望スペース・観眺台の資料室に展示されていた図面です。
御二人で並んでいる写真の右の方に映っているのが
取水設備になります。
川上ダムは最近の重力式ダムでは珍しくなってしまった
フィレットがない貯水池側すっとんとんの堤体です。
岩盤が非常に良いので。
なので繋船設備を堤体に沿わせてこんな風に設置することができるのです。
とても合理的なフーチングの上に設置された繋船設備のインクライン。
こういうところを
カッコいいな〜♪
と、愛でておられたようです。
ちなみに下流側でも同じようにツーショットを撮ってます。
特別見学会では仲良しカップル、お友達とこういう写真を
是非、撮ってほしいです。
笑いも取ってほしいです。
管理所も綺麗にできました。
後は機器を設置するだけになっていました。
入口の渋い色のタイルは地元の名産品、伊賀焼です。
いい色ですねぇ。
管理所の一階から選択取水設備から少し離れて右岸側にある
水位標がばっちり見えます。
天端高欄の足元までしっかり目盛があります。
どこまで貯める気ですか〜という突っ込みが入るところ。
天端から見下ろした下流側です。
どんどん現場が片づけられてすっきりしていきます。
子供が助走をつけて走って登りたがる形状。
いやいや、転んだらダメージ大だから登らないでね。
これは中に管路が入っているのです。
管理所にはあちこちに手裏剣イメージのプレートが付けられていました。
伊賀市の観光ポスターです。
忍者道具が色々。
手裏剣も色々あるのです。