浦山ダム見学 その14

すっかり寒くなってきた夕暮れです。
ダム湖右岸の周遊道路を宮島様に先導をお願いして案内してもらいます。
砂利が多くて自転車殺しな周遊道路です(笑)

浦山ダム管理所の方の言葉が頭をよぎります。
「このダムは中々常満にならないダムなんです。」
「このダムの集水区域にはあまり雨が降らないんですよ」
試験湛水から一度も常時満水位になったことが無いダム。
それなのに洪水期に備えて水をたくさん流さなきゃいけないダム。
あまり水の降らない深いV字渓谷にダムが出来ました。
このダムは本当に、本当に治水ダムなのです。
100年に一度の洪水に備えて、異常気象に備えて
水害を防ぐために作られたダムです。

ダム湖側から非常用洪水吐き越しに見える山は市街に隣接する里山です。
人に近い、町に近い、生活に近いダムなのです。

ダム湖側からの絶景ポイントで堤体を見ながら
ダム湖を見ながらその美しさにぼんやりとしてしまいます。
大事にしてもらえるダムになりますように。
皆に愛してもらえるダムになりますように。
その頑張りを見ている人が居るんです。
便利な生活に感謝知らずの人々に
安全が当たり前という事に慣れすぎた人に
ちょっとでも解って欲しいのになぁ。
ダム湖の上を滑る風に指先が冷えるのを感じながら
浦山ダム見学と、楽しい楽しいDamWebRing OFF会は終了しました。
夜雀の馬鹿っぷりにお付き合いくださいました
「ダムマニア」の宮島様、ぽこ様、「Dam Master」のあべべぇー様、
浦山ダム管理所・専門役の高荷様。
皆様に心から感謝申し上げます♪
補足

重力式コンクリートのどの辺りに色気を感じるかというと...
はっきり言いまして、堤体から減勢工まで続く導流壁の間のエプロンの辺りです。
エプロンが長くて減勢工が深いほど色っぽく感じます。
その為、背の高い重力式にメロメロになってしまうのです。
こんな私は変な人なのでしょうか..?
ただのコンクリートふぇちかもしれませんが..。