鶴田ダム 見学 その11


管理所を出てから、まだ写真撮影が可能な明るさだったので
とりあえず撮れるところは全部撮っておこうと上流に向かいました。


鶴田ダムの上流には曽木発電所遺構や曽木の滝など観光名所もたくさんあるんです。


途中にこういうものを発見して細い散策路を進みました。


視界悪し。
木が茂りすぎで相当スケールのでっかい滝が夕暮れ曇り空の兼ね合いもあり
さっぱり迫力が撮れませんでした。
高さ12m、幅210mという巨大な滝なのですが。

この滝の全体を見渡せるポイントに鶴田ダムのCCTVカメラが設置されています。

平成18年7月豪雨ではこの壮大な滝の落差が
顔を見せている岩がほとんどすべて水没していました。
最大流入量は4040t/s。

管理所で見せて頂いた
「平成18年7月19日〜23日洪水の検証 鶴田ダムが果たした役割」
に収録されているカメラ映像です。


平常時はこんな風景の曽木の滝。


洪水時にはこのような、悪夢のような姿を見せていたのです。


滝の上流には橋が架かっています。
下流にも一つ、新しく橋をかける工事が進められていました。
ここには昔発電所があったという事で滝を作っている岩盤のあちこちに遺構が残っていました。

あの豪雨では
この視界いっぱいにすさまじい水が押し寄せていた。
それは鶴田ダムがなかったら
そのまま、何時間も早く
下流の人が避難する時間も無く
押し寄せていたかと思うとまた泣けてきました。


九州入り1日目は磯庭園と鶴田ダム
2日目は白水堰堤と音無井路円筒分水と竹田ダムと沈堕ダム+
3日目はまたまた鶴田ダムに戻ってまいりました。

というのは電源開発の方に鶴田ダムと下流の川内川第二ダム
瀬戸石ダムetcを見学させていただく予定になっていたからです。


二日前とは打って変わって晴天の鶴田ダム。


曇り空の夕方には綺麗に撮れなかったクレストゲート。
こうやって見ると越流標高が違うのがよく分かりますね。


そして昔、天端から繋船設備への階段がついていた跡もばっちり見ることができました。
堤体に長い階段の痕跡が残っています。
しかしこれは船まで行くのが怖かっただろうなと思います。