苫田ダム(工事中)見学 その2
ズームで堤体を眺めます。
左から取水塔、ラジアルゲートが入るスペースの穴、少し上にはまん丸の2つの穴が。
ホロージェットバルブかフィックスドコーンバルブでも取り付けるのでしょうか?
それぞれの穴の上には引き上げられた状態のコースターゲートの扉体が見えています。
付け替えられてダム湖岸を走ることになる湖周道路はまだ山腹工事中です。
更に奥へとことこ進みます。
500m先はやっぱり辛いな..と思いながらも
このダムの特徴であるラビリンス型自由越流式洪水吐きを撮りました。
クレスト自由越流式に良くある洪水吐きと異なる点はこのウェーブです。
越流面積を増やし単位幅流量を大きくできる波型にしてあるのです。
真上から見ると『V∧V∧V∧V∧』という形になっています。
一旦車に戻って堤体を反対側から眺められるポイントを探し
R179を南下します。
山の形から目星をつけて道を進むと主堤体でなく
ロックフィルの堤体に到着してしまいました。
これは主堤体の東側の谷を塞ぐ為の副ダムでした。
鞍部ダムとして作られたロックフィルダムです。
沢筋だった場所にはこの看板です。
水位標高を示す文字がダムの工事が行なわれている事を知らせてくれます。