徳山ダム 見学 その1

2008/4/28 更新

岐阜県の南西部
福井県との県境
能郷白山の南側

揖斐郡揖斐川町東杉原

ダムがこの場所に計画されてからなんども住所の表記が変わりました。

ダムが計画された時、この場所は岐阜県揖斐郡徳山村でした。
その後、岐阜県揖斐郡藤橋村となりました。
ダム建設中にまた合併で住所が変わり揖斐郡揖斐川町になりました。

長い年月を経てここにダムが完成しました。

日本一の貯水湖を有する徳山ダムです。


この場所には何度か足を運んでいます。

2007年の7月22日。
森と湖に親しむ旬間が始まって二日目
徳山ダムの下流の横山ダムに行く前に
立ち寄った徳山ダムです。


堤体は完成していました。
巨大なロックフィルダムです。

堤高:161m
堤頂長:427m
堤体積:1370万m3
総貯水量:6億6000万m3

日本一のダム湖を有する徳山ダムです。

ダムサイトにはまだ工事中の為、入ることができませんでした。
国道の横に付けられた展望スペースから堤体を見て上流に向かいます。


ダム湖の西側に進むとこんな整備された施設が出来ていました。
徳山会館です。


建物の屋上が展望台になっていてダム湖を見渡すことができます。


徳山会館の横に広がる芝生広場

白い砂利が敷き詰められたモニュメント
徳山ダムのダム湖を型どったものです。
そして置かれたベンチは
徳山本郷・下開田・上開田・山手・櫨原・塚・戸入・門入
の徳山村にあった8つの集落の位置を示しています。


徳山会館から見える徳之山八徳橋。
PCエクストラドーズド橋です。
国内でまだ数少ないこの型式の橋。

私が訪れた早朝、ここには人の声もなく
鳥の鳴き声だけが響く静けさでした。

徳山ダムが完成したらここもにぎやかになる事でしょう。


ガスに覆われた山々の下
静かな静かな湖面

少しずつ上がる水位

この時にはまだこんなに水位が低かったのです。