吉野谷ダム+手取川第二ダム+手取川第三ダム 見学 その1 

2009/11/29 更新

石川県の名河川・手取川に行ってきました。
お目当ては北陸電力のダムです。

北陸電力の保有しているダムで今までに見学しているのは
有峰ダム
小口川ダム
祐延ダム
小俣ダム
真立ダム
真川ダム
神一ダム
神二ダム
神三ダム
です。

まだ見学できていないダムが
北又ダム
中宮ダム
大坪川ダム
岩井谷ダム
新猪谷ダム
浅井田ダム
武周湖ダム
新中地山ダム
久婦須第二ダム
吉野谷ダム
手取川第二ダム
手取川第三ダム
尾口第一ダム
と、たくさんありました。

手取川に行くのだから一基でも多く北陸電力のダムを見たい♪
と、夜明けから夕方まで石川県をうろつきました。


手取川にたどりついてまず最初に白山スーパー林道の入り口近くにある
尾口第一ダムを見学してきました。

そこから引き返して次に見に行ったのが吉野谷ダムです。


吉野谷ダムは近づけないので上から見ることになります。
どこから見るかというと、吉野谷ダムのある谷の上にかかっている橋からです。


橋の上からこんな風に見られます。
グラスホッパー(←カクテルの)色の水と緑が素敵です。

堤高:20.5m
堤頂長:60.0m

改修されてすっかり姿が変わってしまったそうですが
昔はローリングゲートを持っていたという吉野谷ダムです。


全体にコンクリートが新しく古い堤体の気配を感じられるパーツがあまりありません。
これは右岸の取水口付近のアップ。


維持用水の放流です。
土砂吐ゲートの横ですね。


一番使われていて一番傷みやすい場所なので
ここにはコンクリートを補強するべく工夫がされているようです。
上流の尾口第一ダムの堤体を痛めつけた土砂はここにも到達しているはずです。


ローリングゲートがあったはずの越流部。
全面越流になる前はどんな姿だったのかとても気になります。

手取川のようなコンクリート殺しの急流河川の上流部では
普通とは違う特殊なコンクリートが使われたりするのかな?
摩耗に強い特殊な工夫が施されたりしているのかな?

と、コンクリートが好きなだけで不勉強な自分には
気になるところがどんどん出てきてしまう吉野谷ダムです。