田代ダム 見学 その2


右岸側の排砂路に設けられたバルブらしいところから
河川維持流量が流れています。
堤体にお名前が書いてあるのも嬉しい。

最近はダムや発電所のこの名前のプレートを外せとか
わけのわからない事を言う人がいると聞きます。

なんでお名前表示したらいけないのか
難癖付けている人たちの思考回路が分からない。

外さなくていいと思います。


ダム湖もお天気がいいのでほんとに綺麗なエメラルドグリーンです。


ここから皆でてくてく歩きます。
椹島ロッジまでハイキング。

椹島ロッジでバスに乗って本日の宿泊先の二軒小屋ロッジまで移動。


でも途中で木賊堰堤がでてきたら運転手さんが気を使って止めてくれたので
これも撮影。
木賊堰堤は右岸にゲートその横に魚道、そして越流部という構造。


バスに揺られて到着しました。
二軒小屋ロッジです。

山桜が満開で緑も綺麗で最高でした。


そしてロッジから少し離れたところに豪快に音をたてて
滝のようになっているところがありました。

これが田代ダムの余水吐水路です。


これはたしか中部電力様の社史にあった図だと記憶しているんですが
ちょっと記憶が曖昧。

U字型のダム湖で堰堤が二か所あります。
『Uの字の両端に2個の堰堤を設け、その間を調整池として使用し、
第一堰堤と第二堰堤下流との間を開削して洪水路とし
その入口には田代川の水を調整池に取り入れるのに適するように
水面を保つ為コンクリート固定堰と、洪水時排水の為の
径間6.01mのローリングダム1基を設けてある
但し、後者はラック・ピニオンを有しない特殊の構造のものである』
と図の説明が書かれていました。


余水吐水路の横をずーっと見ていくと…


立派なコンクリートダムが現れます。

これが田代調整池第二ダムの堤体です。


堤高17.3mの立派な造りです。