滝沢ダム 見学 その1

2023/12/1 更新

2006年、工事中に見学してから未訪だった滝沢ダムに行くことにしました。


滝沢ダムに行くのに隣の二瀬ダムに立ち寄らないのは野暮なので
行ってみたら周辺道路が、話には聞いていましたが
全く変わっていて吃驚しました。


あのトンネルとややこしい道路とややこしい位置にあった管理所は
跡形もなくなっていました。


とにかくすごい人で車もバイクもひっきりなしに通過していきます。
天端を渡って三峰神社方面に行く車両が大多数。

新しくなった二瀬ダム管理所にもダムカードをお目当てに訪れる人が
絶えないという人気っぷり。


二瀬ダムの周辺道路の変貌に驚きつつ
滝沢ダムまで移動してきました。


最初に向かったのは下流側広場です。


工事中からずっと気になっていたのがこれです。
ほかのダムにはない滝沢ダムの特別装備。


下流から眺めた後、ループ橋を通って天端へ向かいます。


貯水池横に到着しました。
洪水期でしたので水位は低めです。

何年か前にはクレスト放流イベントをしてくださったこともある滝沢ダム。
年間降水量は1300mmくらいだそうです。

荒川流域で雨が多いのは浦山ダムの南側の上流、外秩父山地で
年間降水量は1800mmくらいだそうです。


6300万m3の貯水池です。
浦山ダムは5800万m3
二瀬ダムは2690万m3ですから
3基の中では一番大きいです。


しかし
なんで「○○××湖」という貯水池名ばかりになっているのか。

川上ダムも「あおやま川上湖」
大滝ダムも「おおたき竜神湖」

個人的には一庫ダムの「知明湖」とか日吉ダムの「天若湖」みたいな
きりっと締まった名前が好きなので、長くて呼びにくい名前を
何でつけるのか不思議で仕方がないのです。

長い名前のほうが好きな人もいらっしゃるのだろうとは思います。


フォント感がすごい親柱のダム名プレート。
フォントに詳しい人ならすぐにフォントを見破るような気がします。


二瀬ダムほどではありませんがこちらもやっぱり人が多くて
人が入らないように写真を撮るのも大変。


下流側の親柱には竣工年月日。
平成20年(2008年)3月竣工です。


左岸から見た堤体下流側です。