滝畑ダム見学 その1

2003/6/23 更新

実家に帰省していた折、母と朝ご飯を食べながら
お散歩コースについての話になりました。
実家に帰ったら子供の頃に歩いた場所をお散歩するのが
私は大好きなのです。


  ↑  実家で満開だった トキワマンサク の花です。

母が観光マップを出しました。
図書館などで配布している物でした。

「滝畑に磨崖仏があるってかいてあるんだけど。知ってる?」
「うん。小学校のときに郊外学習でダム建設現場の見学に
行ったときに堤体と同じくらいの高さに仏様が掘ってあったよ。
現場で説明してもらったから、よぅ覚えてるよ。」
「そうなん?私知らんかったわぁ。」
「ご飯食べたら行こうよ。滝畑くらい、すぐやんか。」


 


と、いうわけで滝畑ダムにやってきました。
大阪府河内長野市にあり、府が管理する利水目的のダムです。
じつは大阪府のコンクリートダムで貯水量No.1だったりします。


都道府県レベルのダムですから水資源開発公団のダムのような
特大の堤体とかは持っていません。
天端のすぐ下に自由越流式洪水吐きが見えます。


天端の手前の駐車場に入ってきました。
ダムの説明書きがあるんですが..汚れすぎです。


滝畑ダムはどういうわけか心霊スポットとして大阪府下で
必ず名前が上がります。現場工事の頃から見ていた私は
どうしてそういう話が持ち上がるのか不思議で仕方がありません。

ダム湖より周囲のトンネルが心霊スポットと騒がれています。
ダムの西側の塩降トンネルがお化けトンネルとして有名になっています。
東側の梨の木トンネルは勾配のきつい坂道の先にあり、道路幅が
車一台かつかつで第二お化けトンネルなんて 呼ばれたりしています。
夏になったらもう肝試しで大変な渋滞です。

多分この磨崖仏の由来とかを知らない人が単純に心霊スポットに
仕立て上げてしまったのでしょうけど別に何の事故が合ったという
わけでもない綺麗なダム湖畔です。

怖いのはきっと冬場の凍結だと思います。
大阪府ではありますが河内長野は70%を山が占めていて
気温も大阪市内とは3度は違うからです。


とにかく汚れまくって字も良く見えない説明板。
ちょっと哀しいですね。