高山ダム ダム湖巡視艇体験 その2


色々な村の物産を販売しているブースの中には
国土交通省のブースもありました。

機械がくるくるくるくるくるくる〜っと回って
枯草を綺麗にロール巻きにしていきます。


枯草を俵型に成型する機械です。
なんで国土交通省が枯草を?


更にその草を無料配布しているというのです。
それにしてもこの写真いいなー。
堤防と枯草ロールと青空がすごくいいなー。
あ、枯草じゃなくて刈草か。


説明板を見て合点がいきました。


堤防には草が生えます。
日当たり良いことが多いしとにかく大量に草で覆われます。

しかし堤防が草で覆われると色々困ったことが起きるのです。

多くの堤防は土を固めて作られています。
川の管理者である国や県は普段から堤防の異常がないかを点検しています。
地震や洪水の後だけではないのです。

その時に、草がぼうぼうに茂っていると堤防の異常を発見しにくくなります。
更に、草の根が張り巡らされていると洪水の時には草が堤防の土ごと流れていったりして
堤防が弱くなっていく場合もあります。

そのために定期的に刈り取り除草をしているのですが
ダム湖に流れ着く流木の無料配布と同じ発想で
マルチング剤や堆肥としてニーズがあれば無料でお分けしますよ
という企画だったのです。


そして刈草ロールにかわいい顔を書けばいきなり、ゆるキャラ化。
ちゃんと国交省のヘルメットもかぶってますよ。
手にした団扇には「抱っこしてみてください 何kgあるでしょう」の文字。

ううう。
だっこしたかった。
雨でなければ担いだんですが・・・。
堤防ロール君と勝手に呼ぶ。


いかんいかん。
ブースを見て回って本来の目的から離れすぎ。
という事で高山ダムのブースに行くと巡視艇体験と堤体見学に行く人がたーくさん。


見学会大人気です。


コース説明と出発時間の案内です。
すでに第三回まで出発されています。


なぜ140とか150でなく143という端数が・・・。

これは乗船人数を運行回数で厳密に出しておられる数字だからだそうですが
パッと見ると疑問符が出て可笑しかったです。