粕川の発電所と高橋谷ダム 見学 その5
そして更に登ってきましたら・・・
何か物凄い惨状が…
あららららら〜
大変なことになっております。
タイミング悪かったのです。
2008年9月頭に揖斐川ではかなりの出水があったのです。
徳山&横山の揖斐川防衛隊による連携洪水調節が行われた豪雨。
その後に来たのでこのような惨状に出くわしてしまいました。
あああ
これ、中部電力の方が全部片付けるのかー
この流木・・全部手作業で片付けるのかー
自動集塵機とか高橋谷ダムには無いもんね・・・
というか集塵機とか関係ない所まで流木・流塵来てるし―
下流の春日発電所にお水を送る取水口かな・・。
フェンスにびっしり流塵が・・。
これ、お掃除大変だよぅ・・・。
あの流塵が絡みついている高さまで水が来たという事ですから
物凄い出水だったんだなと判ります。
堤体の越流部より50cm以上高い。
高橋谷ダム水没するほどオーバーフロー状態だったのでしょう。
高橋谷ダムは2009年現在、90歳という老兵です。
なのでダム湖は堆砂でこのように。
でも取水できるので現役です。
90歳でも現役です♪
山から落ちてきた砂利と水で荒れ荒れになった道路をさらに進むとこんな設備が。
あれ〜。
こっちが春日発電所への取水口かな?
機械のボックスに「高橋谷ダム放流警報設備」という文字があったので
取水口では無いような〜。
堤体からこのくらい離れています。
小宮神発電所下流の取水堰堤から送られてきた水は
高橋谷ダムを経由して春日発電所に行くわけですが
どれが上流からの導水路でどれが取水口なのか微妙に判らない。
と、90歳の貫録で色々謎の多い高橋谷ダムです。
ここからお水はさらに下流の春日発電所に向かいます。