立梅用水 見学 その3


ということでどんどん螺旋階段を下りて行きます。


吊り橋も渡って対岸へ。


振り返ってみたところです。
道の駅 茶倉側からくるとこのくらいの高低差です。


橋を降りていそいそと川べりを進んでいきます。
小さなお子様連れの家族が川に降りているくらいですから
容易に川面に近づけるルートがあるはず。


川面に降りられる階段がありました。


説明板も登場です。


現存しているこの取水堰はなんと4代目でした。
現在の取水堰は大正期に作られたもの。
でも右岸のフラップゲートを見る限り
昭和か平成になってからか改修されているのは明白。

T8210(昭和57年の10号台風)でもこのエリアは大変な被害があったはずだし。


取水堰は中部電力様の管理です。
年の半分、灌漑期には灌漑用水確保で
非灌漑期には発電用水確保で働くという珍しい堰なので。


説明板は何種類も立っています。
こちらは松坂市教育委員会の立てたもの。
先ほどの説明板は地元の多紀町教育委員会が立てたもの。

なんでどっちも教育委員会なんだろうか?
立梅用水の水路管理を頑張っている
水土里ネットが立てているならわかるけど…。


こっちの看板はすごく新しい物でした。
2016年3月。

…?
あ、立梅用水が国の「登録記念物」や「世界かんがい遺産」に登録された記念かな。

立梅用水は平成26年に国内の農業水利施設では初めての
「登録記念物」に指定されているのだそうです。
世界かんがい遺産に登録されたのも同じ年になります。


親水公園として整備されているようなので
足元に気をつけて川面に近づきます。