須川ダム 見学 その1

2008/3/10 更新

国内に51基しかないアーチダム。

奈良県にはそんなアーチダムが6基もありました。


関西電力の旭ダム
 排砂バイパストンネルで有名



電源開発の池原ダム
 国内のアーチダムで湛水面積と貯水量No.1



電源開発の坂本ダム
 芸術的な薄薄アーチ



電源開発の二津野ダム
 子ゲート内蔵ローラーゲートで河川維持用水補給



近畿農政局の大迫ダム
 ビューポイントの多い美麗アーチ



そして今回紹介する須川ダム。
須川ダムは奈良市が保有する水道用のダムです。



須川ダムを地図で見るとこんな感じです。
須川貯水池とだけ書かれていることが多いです。

水道用の水源地ですから一般の立ち入りは禁止されています。

見学させて貰うためには奈良市水道局にお願いする必要がありました。

電話で確認したところ、ダムに詳しい水道局の方が現地に来ている平日なら
見学を受け付けられるという事で、何度か電話で確認してやっと見学出来る事になりました。


須川ダム管理事務所前まで車で行く許可を頂き
通常は立ち入り禁止のダム湖の左岸にある管理道路に向かいます。

ダムの敷地に入る境界に「須川ダム」の表札(?)が出ていました。

管理道路の横は桜と紫陽花がたくさん植えられていて
花の季節に一般開放されたら人が押し寄せるかなと思うほど。

でも水源地なのでそれは無し。


管理道路を進んで管理事務所の前までやってきました。
しっかりゲートで締め切られています。


しかし
ここで不思議な物を見てしまいました。
「来場者の方へ」というこのプレート。

おかしいなぁ
ここはすでに立入禁止区域なんだけどなぁ

昔はもしかして一般の方はここまで自由に入ってこれたとか
その名残なのかなぁ


指示されているとおりに門に設置されているインターホンを押します。
監視カメラあります。


門から見た管理事務所敷地。

門をはいってすぐの所に貯水池名の入った立派な石碑が立っています。